「土地を探しているけど、全然見つからない。」
「土地を探していく予定だけど、良いところが見つかるか不安。」
特に土地を探しているけれど、思ったような土地が見つからずに、
家づくりが進まない方もいるのではないでしょうか?
これから家づくりを考えていく方にも、土地探しの大きな罠にハマって、
苦しまないように、この記事を参考にしてもらえればと思います。
また、現在土地探しにお悩みの方も、参考にして夢の家づくりを進めていってください!
土地探しに足止めされると、時間もそうやけど、
その間に建物の金額が上がったりすると、
家づくりのやる気がどんどん無くなってしまうから、
そうならないためにも、正しい土地探しを
学んでいってください!
土地探しを成功させる人の考え方
土地探しを成功させるためには、自身の考え方がとても大切です。
土地を決めるのは、ハウスメーカーでも不動産業者でもなく、あなた自身ですから!
完璧な土地は、まず無いことを心から理解する
まず前提として、理解して頂きたいのが、自分が追い求める理想の土地はほぼ無いと
いうことです。ここはマインド面の話になってきますね。
「そんなことは分かっている!」と言いたい人には申し訳ないのですが、
それでも要望を妥協しない・できない人って、一定数居られるんです。
僕の経験上、初めにそういう注意点を伝えていても、分からない方は、
「自分の実体験」が作れていないので、
必ず理想の土地があるはずと考えているのだと思います。
そして理想を言い続けた大抵の方が、土地を見つけることに時間がかかり、
やっと「妥協をしていく」か、諦めて「建売住宅にして家を安くする」か、なのです。
妥協した時に気付くのが、「初めに見てた土地が良かった」と思うことが多いのですが、
気付いた時にはもう売れているパターンが8〜9割です。
建売住宅にした場合も、結局はオプション費用が高く付き、メンテナンスコストも掛かり、
最終的には注文住宅よりも、高くなることもあります。
判断を間違えたり、タイミングが遅れるだけで、
家づくりの方向性は大きく転換することもあります。
正しい方向に進むためにも、正しい考え方を身に付けましょう!
理想の土地はまず無いということを分かっておこう!
その中で、何を重視して妥協していくのかを、
自分自身で決めていってください!
チェックの例を次に解説していきますよ〜!
重要・妥協ポイントのチェック
優先順位を決める
- 価格は1,800万円まで
- エリアは駅から徒歩20分圏内(もしくは自転車なら10分圏内)
- 土地の広さは車を縦2台置ける広さ
- 高低差のない土地
- 綺麗な分譲地が良い
などなど、自分達の希望を考えて、その中で優先順位をつけていきます。
その上で並行して、妥協点も持っておきましょう!
妥協ポイントを決める
- 綺麗な分譲地でなくでもOK
- 高低差は50㎝などであればOK
- 車は1台縦で、1台横でもOK
- エリアは駅から自転車で15分圏内ならOK
- 価格は良い土地があれば、2,000万円まで引き上げてもOK
優先順位、妥協ポイントはそれぞれ5〜7個くらい決めておこう!
大事なのは第1優先は1番だから、妥協しないという考えはやめましょう。
1番でも妥協しないといけない時もあるかも知れません。
その時に備えて、全てに妥協ポイントを見出しておいてください!
まずは見える化をすることが大切!
失敗しない習慣を身に付けていきましょう!
イメージは60〜80%の土地でGOOD!
60〜80%はどうやって決めるのか?
点数方式でやるのが、分かりやすいと思います!
例えば、上記の重要・妥協ポイントを元にして考えると…
価格・エリア・大きさ・高低差・周辺環境の5つがあります。
単純に100点÷5項目で1項目20点に設定するか、
価格が大切だから、価格は30点、エリアは20点など100点を振り分けていきましょう!
希望はもちろん5項目でなくても、大丈夫です!
そして振り分けた上で、価格は30点中○点、エリアは20点中○点など、
点数を付けていき、合計で60点〜80点に到達すれば、
その土地はGOODという考え方です!
また、希望の項目とは別に、懸念点がある場合は、マイナス点も付けていきましょう!
点数形式の例
項目 | 自己採点 | 満点 |
---|---|---|
価格 | 20点 | 30点 |
エリア | 15点 | 20点 |
大きさ | 13点 | 20点 |
高低差 | 15点 | 15点 |
周辺環境 | 8点 | 15点 |
合計 | 71点 | 100点 |
こんな簡単な感じでもOK!
大切なのは自分が土地探しを成功させるために、
見える化をしていることを理解しておきましょう!
見える化できる方法であれば、何でもOK!
土地はスピード勝負そのための準備は?
土地はスピード勝負です。
準備ができていなければ、急いでバタバタしてしまい、失敗に繋がったり、
そもそも土地を抑えられなかったりするので、気を付けてください。
判断基準を明確にしておく
前の章で話した、点数形式のような感じで、自分達の判断基準を持っておきましょう!
判断基準は「これがあったら絶対にやめておく」基準を作ると良いと思います。
例えば…
- ハザードマップに入っている土地は嫌だ
- ラブホテルの近くは嫌だ
- 駅から徒歩20分以上は嫌だ
- 車が多い道路沿いは嫌だ
などなどです。
自分達なりの、絶対嫌なことを作っておきましょう!
作っておくだけで、判断するときのスピードが全然変わります!
後から変更しても、もちろん大丈夫です!まずは基準を持つことが大切です!
住宅ローンの事前審査を出しておく
住宅ローン事前審査は、土地探しからの場合、
なるべく早めに出していきましょう!
住宅ローン事前審査の詳しい内容は下記の投稿から、見てみてください!
事前審査の承認が降りていないと、
土地を抑えることができない可能性があるんです!
事前審査をしていないと、
良い土地が見つかってから事前審査を出して、
承認が降りるまで数日〜1週間待って、承認書が出ます。
承認を待っている間に、土地が売れてしまうことが、
多いので、早めに動いておくのが得策です!
ハウスメーカーをある程度絞っておく
土地を決める段階では、ハウスメーカーもある程度は絞る必要があります。
なぜならば、土地の買付証明書を提出して、
土地を抑えられるのはおおよそ2週間程と言われています。
その期間にハウスメーカーも決めて、土地と建物の契約日を決めていく流れとなります。
もしその段階でハウスメーカーを全く見ていないであったり、
絞りきれていないのであれば、ハウスメーカー選びを急いで決めてしまい、
後悔に繋がる判断になりかねません。
そうならないためにも、あらかじめ絞っておく必要があります。
絞るためには、土地探しと並行して、ハウスメーカー探しもしていきましょう!
土地と建物はセットで動くものと思っておきましょう!
そのため、不動産業者の選定も、普段からハウスメーカーと
一緒に動いている不動産業者の方が、良いと言われてるのです!
オススメの土地の探し方
土地の探し方は、色んな方法があります。
そのため、どの探し方が正しいかどうか、分からなくなってしまうため、
今回は、僕がオススメする探し方・進め方を紹介していきます!
ハウスメーカーと探す
まずは、土地探しはハウスメーカーの担当者と探してください!
正確には、ハウスメーカーの担当者と、そのハウスメーカーといつも一緒に動いている
不動産業者と探していくのが良いと思います!
上記の不動産と、地域の不動産の違いを比較してみましょう!
上記のように、メリットなどを考えると、
ハウスメーカーといつも一緒に動いている不動産業者の方が良いと思います!
自分でポータルサイトを見て、探す
2つ目は自分自身でネットで調べて探しましょう!
ポータルサイトはいくつかありますので、ぜひ参考にしてください!
土地探しポータルサイトのおすすめ参考
- SUUMO(スーモ)
- LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)
- at home(アットホーム)
- ランディ
上記4つの中でも、ランディは会員登録が必要になります。
ハウスメーカーや工務店側が登録していることがありますので、
登録している会社に、アカウントを発行してもらえれば無料で利用ができます。
また、ポータルサイトは情報量は多いですが、住所などの細かい情報が
掲載されていないことが多いです。
住所を知りたい場合、担当の営業マンに問い合わせてもらうのが良いでしょう!
自分で問い合わせた場合、土地一つ一つが違う業者の場合がほとんどなので、
各業者から連絡が来てしまう形となり、相手にするのが大変だと思います。
ポータルサイトで良さそうな土地があれば、すぐにハウスメーカーもしくは、
不動産業者の担当者に、連絡しましょう!土地はスピード勝負なので!
連絡先があれば、メッセージやLINEなどでURLを送ってあげると、分かりやすいでしょう!
僕が住宅営業をしている時も、
本当に良いなと思うやり方でしたし、実際にやって、
土地探しを成功している人はみんなやっていたことなので、
是非、参考にしてみてくださいね!
まとめ
今回は、注文住宅での失敗しない土地探しのコツについて解説しました。
最後に注意点をまとめていきます。
- 完璧な理想の土地はまず無いことを、心から知る
- 土地を選定する優先順位を5個〜7個決めて、点数を付けたり見える化をする
- 60〜80%の土地はGOOD
- 土地を抑えたいときに抑えられるように、各種準備をしておく
- 土地探しはハウスメーカーと探そう
- 自分でもネットで調べて、土地情報を見るようにしていこう
いかがだったでしょうか?
何度も言うようですが、土地探しはスピードが大切です。
土地をまだ決める気持ちがなければ、
まだ動かない方がマシなくらい、相場の土地は思っているよりも
活発に動くことが多いです!
売れる土地はすぐに売れる、売れない土地は1年以上も残る。
そんなイメージなので、すぐに売れてしまうような人気の土地を
ゲットできるように、この記事を参考に動いてみてください!
今回も読んで頂きまして、ありがとうございました!